Hello, myself

自分と向き合う。そう決めました。少しばかり、そのプロセスにお付き合いください。

お父さんへ②

お父さんにされたことで、忘れられない出来事を順々に話してみたい。

 

あなたに対する嫌悪感は、幼少期に始まり、徐々に大きくなっていきます。

 

まず、私は小学5年生まで、お父さんとお風呂に入っていました。

 

正直、小学4.5年の時には、もうお父さんとお風呂に入りたいとは思っていませんでした。

だって、十分1人でお風呂入れる年齢ですから。

 

胸も膨らんできて、毛も生えてきて、

その変化をまじまじと見られるような感じがして、恥ずかしいというか、

もう無邪気な子供じゃなくなっちゃう気がして、お父さんにとって可愛くなくなる気がして、嫌でした。

 

でも、一緒にお風呂に入るのが嫌なこと、お父さんには言えなかった。

子供ながらに気を使っていたんです。

きっと、それを言ったらお父さんは悲しむ。

理由を聞かれたくない。

お父さんを傷つけたくない。

 

だから、一緒にお風呂くらい、気にしてないよーとか、嫌じゃないふりをしていました。

 

知っていますか?

アメリカなんかだと、3歳の女の子がお父さんとお風呂に入ろうものなら、逮捕されるらしいです。児童ポルノ扱いです。

 

でも、女の子側からしたら、嫌と思う子もいるってことです。どれだけ小さくても、女なんです。3歳のころは嫌と思ってなくても、大きくなってから思い出した時に、強い嫌悪感を覚えることもあります。

 

私は、今、お父さんとお風呂に入っていたころを思い出すと、嫌悪感を覚えます。

 

自分の意見は尊重されないってことを、知っているかのように、私は自分の気持ちを押し殺していたのです。

 

さらに、そのころ、一緒のベッドで寝ることもたまにありました。

一緒に寝ていた時、少し膨らんできた胸をちょちょっと触られて、からかわれた時があります。私は、やめてよー笑、みたいに、明るく冗談を楽しんでいるかのように、振る舞いました。でも、内心、とっても嫌だった。

 

そのころ、私はお父さんと私の間に、男と女としての、距離を必要としていたんですね。

 

でも、距離を取ろうとするのは

お父さんを傷つけることだ、と

じっと我慢していたんです。

 

その頃、自分で自分の意思を尊重することすらできていなかった。

お父さんは基本的になんでも買ってくれたし、よくお出かけや旅行にも連れて行ってくれました。

お父さんがどれだけ私を好きか、知っていたから、余計に、お父さんを傷つけたくない、と思っていました。

 

でも実際、私が少し距離をとろうとしても、それを受け入れてくれたかもしれませんね。

ただ、私の勇気がなかっただけなんです。