お父さんへ④
お父さん。
私はあなたから、
私は尊重されない人間だ。
私は自由じゃない。
そんな価値観を貰いました。
でも今ならわかります。
わたしは「勝手に」その価値観を育ててしまっていたこと。
何も、お父さんが私にそう思って欲しくてあんな行動をしたんじゃない。
愛しているがゆえの行動だった。
決して理性的ではないけど、あなたも人間です。感情で言葉を発してしまうこともあるでしょう。
でも子供だった私は、多面的に物事を捉えることができなかった。
勝手に自分が否定さたように受け取っていました。
そして、今、自分でそれに縛られています。
その呪縛を解きたいと思っています。
苦しかったね。
嫌だったね。
気持ち悪かったね。
自分で、あの頃の私に寄り添ってあげる。
そして、私はお父さんが大好きなんです。
色んなところに連れていってくれた。
たくさん映画を見せてくれた。
たくさん本を読ませてくれた。
かわいい洋服たくさん買ってくれた。
学校に送り迎えもしてくれた。
お小遣いもたくさんくれた。
とっても愛されてた。
とても感謝しています。ありがとう。
間違って育ててしまった価値観を手放します。
私は、自由です。
尊重され、生きていきます。